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ただ(T)の(Z)雑記(B)ブログです。

運送業は日本の血管!運送会社のリアルな現状とこれからの課題!これでは働き方を改革できません!

どうもみっちゃん28号です。

こんな言いたいことも言えない世の中になりつつありますが

今日は政府が推し進める

働きかた改革と騒がれている中の

運送業の現状について

現在大手の運送屋で働いている私が丸裸にして行きたいと思います。

正直言わせてもらうと

順序がちがくないですか?

こんなの親や先生の前だけいい子にしてる悪ガキと一緒だよ。

と声を大にして言いたい。

そう思う理由について

働き方改革には3つの課題があるので個別に述べていくとしよう。

 

まず一つめの課題。

長時間労働について語らせていただきます。

運送業には大きく分けて2つ分類される。

中、長距離ドライバー

宅配、集配ドライバー(セールスドライバー)

 

中、長距離ドラーバーはその距離が遠くなればなるほど

その日の内に家に帰れるかかわってくる。

会社の就業規則などで何時間運転したら何時間休息しろだとか

助手なんて付けられるほど人員がいないのに

長時間の運行には必ず助手をつけろとか

規則といっても現実的に不可能にちかいものが現代の運送会社の就業規則である。

規則の範囲内の労働時間なんて感覚でいうと

おそらく全体の良くて25%だろう。

(この数字はあくまで個人的感覚である。)

労働時間は簡単にいうとタイムカードの時間である。

すなわち

出勤、荷物を積み込み、出発、運行、到着、荷下ろし、

これがおおまかな中、長距離ドライバーの一日である。

スムーズに業務をこなすには

積み込む荷物が予定通りに到着している。

運行も特に渋滞がなく。

荷下ろしも順番待ちをしないで

退勤。

これこそがゴーデンパターン。

しかしこんなことめったにありはしない。

必ずどこかはハマる。そして勤務時間がオーバーしてく。

ほとんどの理由は各センターでの人手不足によるものである。

集配トラックの到着の遅れ。センターでの仕分け作業の遅れ。

仮に早めに出勤したとしても積み込む荷物がないとどうしようもない現実が

そこには存在する。

 

次に集配ドライバーは朝、出勤し必ずその日の内には家路につける。

しかし中、長距離ドライバーと同じで規定以内の時間などほとんどない。

会社の規定では昼休憩は2時間とされているがあくまでも規定だ。

もちろんとれるハズもない。そんなことはわかっている。

積み込み、出発し配達、集荷、センターでの荷下ろし。

スムーズにいくこともあるが、

配達先での順番待ち、集荷先では荷物の完成待ち

そして順番待ち

その日の荷物が多かろうが少なかろうが一生懸命頑張ったところで

いろいろ待たされたは仕事にならない。

一つのところで待たされてしまって、次に違うところに行かなくてはならないのに

代わりに行ってくれる人員もいない。

ここでは自社の人員不足と取引先での対応が関係する。

(取引先でもおそらく人員が不足しているのだろうが

 ここでは深くは掘り下げないことにしよう。)

やはりここでも自分一人で解決できない問題が存在する。

そしてセンターでの荷下ろしも仕分けの人員が少ないため遅れてしまうのは言うまでもない。

次に二つ目の課題

同じ仕事内容なのに差がある給料

すなわち給料面の格差について考える。

運送会社には各運送会社の社員、契約社員、パート、派遣社員など。

他の業種と同じようは構成があるのはもちろんなのだが

配達や集荷の業務を行う上で傭車がとても必要で重要な存在になっている。

(簡単にいえば協力会社のような位置付け)

同じ会社内で社員、契約社員、パート、派遣社員で待遇が違うのは当たり前の話だが

この傭車にたいしても同じような給料面での待遇の違いが多くの場面であるのである。

基本的には同じ集配業務や中、長距離のドライバーの仕事をしているのだが

大手の運送会社から仕事をもらっていイメージになる為、

大手の会社から比べるといろんな意味での待遇が悪くなっているのが現状である。

そしてその傭車からまた別の傭車へと仕事をふっていくことも

かなりのケースで見うけられる。

傭車というのは基本的に大手の運送会社(自社)が人員不足や距離的な問題で通常に業務が行えない場合にお願いしているのがだ

傭車の立場からすると仕事がほしいので引き受けざるおえない。

そんなピラミッド型の構図になっている。

これから運送会社に入ろうとしている人はその構図をしっかり確認したうえで応募してほしい。

 

そして三つ目の課題

人員不足

日本全体の労働力人口の減少などいわれていますが

運送会社の目線からみても正直これに尽きる。

他の二つの課題もこれにある意味この理由が主な要因になる。

他社のドライバーに話を聞いての皆同じ事を口にする

 

人がいなくてさーー

 運送業に魅力を感じない人がおおいのか、

はじめからきついと知り、門をたたかないのか、

正直、扱う荷物にもよるが楽ではないが

一人でマイペースで仕事をこなせる環境を求める人には向いているような

きがするが。

世の中のイメージを一新するようなことをしていかないと

人は入ってこないように思う。

自分の会社も以前は4人で回っていたエリアを2、3人で回らざるおえない。

そんな現状である。

 

と、ここまで述べてきたがここで自分なりの解決策を考えてみる。

まずは運送業に携わる人間の給料を上げるべきではないか

では給料を上げるためには会社は何をするべきか?

それはより多くの利益を上げればいいのである。

(ここでは原油価格の高騰や内部留保は考えにいれない!シンプルに考える為)

そのためには運送業においては

運賃 すなわち

配送料を値上げするしかないのである。

そのためには各運送会社の品質を上げる必要がある。

しかしそのためにはドライバー一人一人にレベルをアップすることが必要がだ

最低限の人員も必要になってくる。

っとやはり人員不足というワードがあがってしまう。

 ここで現代社会においての便利について一度深く考えてほしい。

戦後貧しかった時期から這い上がり

オリンピックがあり高度経済成長

オイルショックそしてバブル景気 バブル崩壊などいろいろあった20世紀から

21世紀になりこれだけインターネットが普及して

ネットショッピングという言葉も生まれクリックすれば家に商品が届く時代。

自分は二児の父親になり最近思うことがある。

 

 今の日本は便利すぎやしないか?

自分がまだ小学生のころはここまで便利ではなかった。

コンビニの24時間営業にしろファミレスの24時間営業にしろ

必要とされてないわけではないがそこまでいらないだろ!!

ってことが多すぎるように思う。

これからは企業がお客を選ぶ時代にしなければならない。

お客様は神様です。

なんていう時代は遠い昔である。

そんな現代において運送業はお客の言いなりになりさがっているように感じる。

運送業者自体もお客を選ぶ時代が来ている。

時間指定をしているのにも関わらず不在のときや

指定された場所えもっていくと急きょ違うところへ配達してくれ

などなど、なんだか勘違いされている方々が良く目に映る。

今日群馬で集荷した荷物があす大阪まのお客のところまで配達される。

今では当たり前のことだが高速道路や交通インフラがこのように張り巡らされる以前はからしたら大変なことである。

この当たり前の事をもっと重要視してほしい。

 

 誰かがこんなことをいっていた。

物流は日本の経済において血の流れと一緒である。すなわち血管ということである。

詳しくたとえれば

大きい血管を通るのが中、長距離ドライバー

毛細血管を通るのが集配ドライバーといったところであろうか。

 

人は自分の健康の為に運動、食事、睡眠、などいたわりながら生活してこそ

健康が保たれ血管にも血液が流れている。

血液検査によって何らかの異常が確認されれば医師の判断のもと

手術や投薬が行われる。

 物にあふれている現代の日本社会において

何か新しいものをつくりだしての経済成長は見込めない。

ならば違った角度から見て

価値観、体験、サービスの向上や変化による経済成長をしていくほかならない

と本当に強く感じる。

もう、たいして変わらない新商品が出たとところで買う人は少ないだろう。

今までと同じ事をやっている現代日本では

働き方改革なるものを打ち出したところで

なにも変わりはしないように思う。

それならば国民一人一人の潜在意識に語り掛けるようなことをしなければならない。 

運送業に携わる人々が皆、希望をもってハンドルを握れるようになるには

国(心臓)が元気な運送業(血管、血液)にしていく必要がある。

 

働き方改革による残業時間の見直しで

本当はもっと働きたいのにできない状態の人も大勢いる。

なんだか全体的に的外れな政策に思えてならない。

ならばもっと国民全体に向上心をいだけるよな前向きなことをうちだせないのだろうか。

政府にはもっと都会から田舎に暮らすさまざまな人々を声を紳士に聞き取り

日本の舵取を行ってもらいたいものだ。

テレビ東京の家についていっていいですか?

のようなシビアな内容の聞き取りを切に願う気持ちである。

もっと様々の角度から観察、検証を行い

的確に体にメスを入れて手術の成功を願う今日この頃である。

 

 

 

以上、長々とお読みいただいてありがとうございました。

誤字脱字が多いかと思いますがこれからもこんな感じでできる限り世の中に対し経験したこと感じていることを情報発信していきたいとおもいます。

何か感じたことなどございましたらコメントなどいただけるとうれしいです。

よろしくおねがいします。